仮想通貨を綴る

ビットコイン、イーサリアム、ブロックチェーン、マイニング、オルトコイン、PoW、PoS、ハードフォーク。 次々と出てくる用語に惑わされずにがっつり稼ぎましょう。

coincheckからコインを出金中(GOXからCCへ)

2018年1月26日は歴史的な日に・・・

もはや仮想通貨を持っている人であれば知らない人はいないであろう2018年1月26日に起こったCC事件(今後どのような呼び名になっていくんでしょうか。。。個人的にはGOXは響きとして何かインパクトがあったのがCCだとインパクトが少ないなーなんて・・・)昨日のコインチェック経営陣による記者会見を見た人も多いでしょう。一時は21時頃から・・・と言われていましたが、結局記者会見が始まったのは23時30分でした。Mt.GOXの時と同じように昨日の夕方頃?からコインチェック社の前には債権者やマスコミ関係者が集まっていたようです。そういえば・・・Mt.Goxも渋谷でしたよね・・・

kasocoinnn.hatenablog.com

当時は取引所のテレビCMが打たれるなんて想像だにしない時代でしたが、現在はテレビCMや電車の中吊り広告、そして渋谷センター街(またもや渋谷!)の看板にも仮想通貨(ビットコイン)が表示されているような状況のため、注目度はかなり高かったと思われます。

今のところ確実なのはNEMが流出したことのみ?!

昨日の会見での経営陣(和田社長、大塚COO)の発言はかなり歯切れが悪いものであったのは確かです。記者側の質問も何だかなぁ・・・というのはありました。

 ビットコインを中心とした仮想通貨の技術解説でおなじみの大石氏はこんなツイートまでしてますね。。大石氏、他のツイートでは、Mt.Goxでも被害があり、さらには今回のCoincheckでも被害があったことを明かしています。しかし、記者会見の前や最中には心配するツイートを繰り返しています。業界全体を心配している俯瞰したツイートだったとも言えるでしょう。

 

恐らく記者会見時にあると納得が得られたのは、下記のような情報でしょう。

【技術的何観点から】

ハッキングされた原因と今後の対策の体制

内部の犯行なのか、外部の犯行なのか。内部の場合どのような運用体制になっていたのか。外部の場合どのようなセキュリティーホールを突かれたのか。そして内部外部どちらにしろ今後どのように原因究明の体制及び対策を行うのか。

マルチシグについての指摘が記者からありましたが、、、以前海外の取引所であるBitfinexがマルチシグを採用していながらも、ハッキングされたという事例があります。マルチシグを採用していれば絶対に起こらなかったことかというと、そうではないということにもなるのでしょう。まぁ少なくともコールドウォレットにはしておかないといけなかった・・・というのはありそうですけど。

【ビジネス的な観点から】

 多くの債権者(コインチェックユーザー)の関心はこちらでしょうね。つまり、、、

・コインチェック社に補償能力があるのか(現金や顧客資産でない仮想通貨どれくらい持ってる?)

・補償能力がない場合どこかと資本提携をするなどして補償用資金を用意する予定ある?

上記はいずれも昨日の会見では語られることがありませんでした。「株主と相談します」というのは・・・

www.huffingtonpost.jp

ちなみにコインチェック社の株主構成は株主和田氏、大塚氏、VCのIncubateFund、ANRI、WiLで、和田氏と大塚氏がかなり持っているというお話もちらほら・・・といってもやはりVCとも相談をしないと、というのは会社経営上何かしらあるのかも。。

一方で、いきなり補償します!とかしません!とか言ってしまうと、何かしら市場や顧客に影響を与えてしまうこともあるでしょう。補償しない、と言ってしまうと取り付け騒ぎとか・・・

そういった説明がなかったからなのか・・・記者の語気は結構強かったのは確か。。

現在コインチェックから出金中

筆者もコインチェックは利用していました。もちろんこんなレベル感ではないですが・・

 昨日最初にコインチェックの状況についての情報を得たのは、12:36頃に来たメールです。

【重要】NEMの入金について

というタイトルで、入金ができないことを知らせてきました。Bitflyerからもサーバーが重くなっており・・・というメールも再三来ていたので、取引所からメールが来ること自体は珍しいことではなく、ふーん、そうなんだーくらいに思っていました。しかし・・・

news.yahoo.co.jp

15:35分頃にこの記事が出て、ツイッターなどでは、隊長早くね?みたいな声もありましたが、結果的にその通りになっていたという・・・

そこからは何か冷静に事態を見守っている・・・という感じでした。ツイッターでは結構怒っている人もいましたが、怒ったところで何か変わるわけでもありませんし・・・

そしてなぜかコインチェックにログインすることはあまり考えていませんでした。というのもハッキングされたくらいだから変にログインしたら、ID/Passwordも危ないのかも?とか思っていたからです。さらにはビットコインを除くアルトコイン全部の取引を停止、なんて情報もあったので。

しかし、今からでも自分のウォレットに移せるのなら移してみよう、と思い、そしてどんな状況にあるのか、残高は確認できるのか、ということを知りたくなり、ログインしてみたのです。そうしたら・・・

残高は確認できました。ログインは通常通りです。そしてコイン送金画面に行くと・・・なんだか送金できそうです。早速MyEtherWalletへの送金を行ってみました。もちろん、ここでGOXいや、CCするにわけにはいかないので、まずは少量の送金を試みました。そして今はその送金結果を待っている状況です。15:05に0.02ETHをMEWに送金し、現在16:23ですがまだ着金の確認は取れていません。。。

着金の確認が取れたら残りのETHを送金しようと思います(涙

果たして無事出金できるのか。。続報をお待ちください。 

 

【追記】

ETHをMEWに送金してから約8時間ほどが経過しました(現在2018年1月27日23時14分頃)。依然として・・・MEWに着金はありませんーん。コインチェックの送金画面でで、送金が可能なのでやってみたのですが・・・送金画面上には「手続き中」という表示がされています。送金できないなら、できないようにしておいて欲しかった(涙