失ったリップルを復元させた方法(1)
黎明期に購入したリップル
時を遡ること3年から4年でしょうか。2014年頃でした。当時はビットコインが12万円まで高騰!ということがニュースになっていました。今から見ると、12万円なら借金してでも!家を担保に入れても!なんて思ってしまいそう、、、というかやっている人がww。(詳しくは下記記事参照ください)
そんな時に、次のビットコインとして注目されたのがリップルです。というかリップルは実はいわゆる仮想通貨と呼ばれているブロックチェーン技術を使ったものとは少し違っていますが、最早そんなことを気にかけている人は、、、いないかもしれませんw
リップルはIOU(I owe you)という考え方を元にしています。IOUとは直訳すると、
「あなたに借りがあります」
という意味です。海外ドラマなんかを見ていると(もちろん吹き替えでね)、よくoweという動詞を使った会話が出てきます。
You owe me.
といったら、「お前は俺に借りがある」という意味です。この”借り”というのはお金のこともあれば、恩義のこともあります。日本語でも使うと言えば使いますが、少し感覚が異なるかもしれませんね。
で、リップルはIOUを基本概念としていて、概念的には全ての通貨との仲介になるというサービスになります。ここで言う通貨は仮想通貨に限定されません。フィアット、法定通貨、つまり円やドルやユーロ、元といった国家が発行している通貨も含めて仲介しますよ、ということです。というかむしろそっちを主目的に作られた感もあります。だから国際送金で使われる、というニュースがよく出てくるわけです。
当時ビットコインはMt.GOX事件がありつつも、億万長者を輩出していることが報道されていました。(Mt.Gox事件については下記の記事を参照ください)
リップルを相対取引で購入!
ということは次のワンチャンはリップルや!ということで、リップルを小額ながらも購入していたのです。当時は今みたいにCoincheckやBitflyerのような取引所はありませんでした。もちろんBinanceだってありません。購入するとなると、相対取引、最近だとOTC取引(Over The Counter)と呼ばれるもので、既にリップルを持っている人から直接送金してもらう形です。ブログでリップルについて書かれている人がいて、欲しい人は連絡ください、と書いてあったので、連絡をしました。もちろん会った事もありません。ブログに書いてあるメールアドレスに、
「リップル買いたいです。」
というメールを送ったのです。そうしたら値段と振込先が送られてきました。文面を見る限り、普通の人という感じで、
「ご連絡ありがとうございます。1XRP=***円です。それでよろしければ下記の口座まで振り込んだ上でご連絡ください。」
という内容でした。正直相手が信用できるかもわからない状態です。しかし、次のビットコインと言われ、まだほとんど知っている人がいないような状況ですから、少しリスクをおかしてもいいかも、と思ったのです。しかしながらおかせるリスクもそれほど大きくはないというのを直感的に感じていたため、最悪なくなってもいいか、という額のみ購入することにしました。もちろん今思えば、全力で買っておくべきなんですけどねwまぁそれは後の祭りということで。
しかし、2018年に入ってからのリップルの高騰っぷりはすさまじいですね・・既に2倍に達しようかと言う勢いですw
その後リップルのことは・・・
しかし、かなり小額の購入だったため、リップルを買ったことは一応覚えていましたが、購入後一度もウォレットには触ってしませんでした。
そして2017年リップルは急上昇します。2017年1月は1円にも満たなかったリップル。ちなみにリップルを1円以下というのはリップルを購入した時よりもかなり半分以下のお値段です。そういうこともあってリップルのことはもういいかな・・・なんて思っていたのかもしれませんw
しかししかし・・・5月頃からでしょうか。ぐんぐんと上昇し、30円台に突入します。しばらく(といっても株クラスターの人から見たら瞬間に思えるくらいですがw)30円前後をうろうろし、12月に入って一気に100円台を突破しました。ここら辺でリップルを我慢強く持っていた人は億り人になったんでしょうね。
そんなこともあり、リップル、ひと段落かな~って思ったところ!なんと12月の末に向けてさらに上昇を続け、年内に200円を突破!さらに年末年始に溜まった送金が流れ始めたら、なんと400円突破!1円の時に比べたら400倍!!
と、これまでの経緯が長くなりましたがw
とにかく、2014年に購入したリップル、どこに置いておいたかも忘れてしまっていたのですが、それをどうにかして取り戻したくなりました。そこまで大きな額ではありませんが、ここまでリップルが値上がりすると、やはり取り戻したくなります。
少し長くなったので、実際にどうやって復活させたかは、次の記事に譲りますね。