マウントゴックスが復活する?!
あのマウントゴックスが復活するかも?!
マウントゴックス(Mt.GOX)と聞いてぴんと来る人は、2014年当時Mt.GOXでビットコインを持っていたか、単純に仮想通貨が好きで当時情報を追っていたか、のどちらかなのではないでしょうか。あのマウントゴックスの社長さん(マルク・カルプレスCEO)、ニュースで何度見たことか・・・
当時は今とは比べ物にならないくらいビットコインの知名度は低かったのです。しかし知っている人は知っていて、結構取引を行っていたわけですね。そんな中起きたのがマウントゴックスへのハッキングです。仮想通貨にあまり詳しくない人は、それ見ろ、仮想通貨みたいな怪しいものなんてそんなものだ、なんてことを言ったりもしましたが、この事件の時にいろいろな人が解説をしていましたが、仮想通貨(ビットコイン)という仕組みが怪しいものだったわけではなく、マウントゴックスのセキュリティー体制が甘かったということです。
つまり、銀行に強盗が入って、お金を盗まれた、というのと一緒で、その時に、日本の円の仕組みは危ないとかそういったことを言わないのと一緒です。というか、価値があるからハッキングされて盗まれるわけです。たまたまそれがデジタル通貨であるビットコインだったために、強盗のような物騒なことにはならずに、静かに知らないところで持っていかれてしまった、ということなんですね。
当然会社は猛抗議を受け、破綻しました。当時のビットコインの価格が約5万円ほど。これでも、当時は海のものとも山のものともわからないデジタル通貨、仮想通貨に5万円も出すなんて、なんて物好きな!って言われたものです。今振り返ると、もう全財産投げ打つくらいの勢いで買ってしまいそうですけどww
マウントゴックスは完全な債務超過に
マウントゴックスがハッキングされた結果大量のビットコインが盗まれました。そしてマウントゴックスはその分を返却できなくなってしまい、この時点で破綻したのです。その後マルク・カルプレスCEOがどうなったかはよく知らなかったのですが、、、借金の返済をしなくてはいけない状態にあったものと思われます。
と思ったらいつの間にか債務超過が解消!
しかし、、、皆さんご存知のように2017年に入ってからビットコインは急騰!急上昇!今や飛ぶ鳥落とすどころの話じゃないです。天まで突き抜けるくらいの勢いで延びてます。1BTC=5万円だったのが、、、今や1BTC=200万円だって夢ではない状況です。
その結果何が起こったかというと、、、なんと!債務超過が解消してしまったのです。つまり、マウントゴックスはハッキングされてビットコインを盗まれたといっても、まだ持ってはいたわけです。でも返却できるほどでなかったのですが、、、ビットコインの価格が上がった結果、当時のビットコインの時価分については余裕で返せるくらいになってしまった、ということです。こんなことあるんでしょうかねwwビットコイン以外だったらあり得ませんよね。
ビットコインは経営破綻した当時、1ビットコイン=5万円でしたが、ここ数年で大きく値上がりし、現在は1ビットコインあたり100万円を超えています。しかし、破綻当時の価格で破産手続きを進めると、手元に残っていたビットコインを現金化して債権者にすべて資金を返還しても、約1800億円が大株主である前社長のカルプレス氏に渡ることになります。このため、債権者の一部はビットコインの価値を今の実勢価格に改めるため、民事再生法に移行するのが適切だと主張しています。今後、東京地裁が民事再生手続きを開始するかどうかを判断します。
なんだそうです!
おいおい!20万ビットコインって億万長者じゃないですか!?確かに債務超過どころではありませんね!まぁこれもBTCで返せって言われないからってことなんでしょうけどw
当時マウントゴックスは世界最大の取引所でしたから、相当な数のビットコインを持ってはいたんですね。もし民事再生した場合、今度は取られないようにして欲しいですね。後、何か面白い、他にはない特徴を持った取引所を作って欲しいところです。老舗取引所、マウントゴックスの復活。ビットコインならではのニュースでした。